Washi : The timeless beauty of Japanese paper |
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日本の風土、日本人の生活に密着した和紙。多彩な表現の中に和紙の歴史と美を見る。 |
長い時代、和紙は文字や絵を現わす素材として重要な役割を担うとともに、そのしなやかで丈夫な特性から多様なすがたに加工されて、暮らしの隅々にまで深く浸透して用いられてきました。この和紙を育み表現に用いてきた歴史からは、自ずと日本人の美意識が感じられるとともに、日本人の暮らしにおける和紙には用と美の調和をみることができます。 |
会期: 2009 9/19(土)〜11/3(火・祝) 展覧会は終了しました。 |
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和紙 |
千年以上の年月を超えても和紙の凛として美しいすがたは我々に感銘を与えます。 |
和紙に替わる素材が多く活用される現代において、改めて素材としての和紙を見つめ直し、その魅力をご紹介します。 |
【展示構成】 |
・第一章 和紙の成り立ちと展開 |
重要文化財 |
国宝 |
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和紙のはじまり 湯山 賢一 (奈良国立博物館館長) |
……製紙技術は大陸や朝鮮半島を経由して我国に伝わったが、文献上には推古天皇18年(610)3月、高句麗王の遣した僧曇徴が絵具と紙及び墨を伝えたとの『日本書紀』の記述を初見とする。しかし、一般的には、これより以前に製紙技術の伝来がなされ、曇徴は当時の最新の技術を伝えたものと考えられている。 |
会期中のエデュケーション・プログラム B・日本文化の伝承プログラム 特別講座A 「和紙を学ぼう!〜ふすまのひみつ〜」(親子向け) 日時:2009年10月17日(土) 14:00〜16:00 応募締切:10月3日(土) 講 師:鈴木源吾氏(江戸表具伝統工芸士) 対象:小学4年生以上の親子 定 員:24組48名 参加料:1組1,000円(入館料別途) 特別講座B 「和紙の染め色」(一般向け) 日時:2009年10月18日(日) 14:00〜16:00 応募締切:10月4日(日) 講 師:吉岡幸雄氏(染織史家) 対象:一般 定員:48名 参加料 :1,000円(入館料別途) 以上の詳細応募方法または、お申し込みについては、サントリー美術館公式サイト http://suntory.jp/SMA/ または Tel: 03-3479-8600 にて、お問合せください。 C・スライドレクチャー (申し込み不要/参加料無料・入館料別途/定員80名/約30分) T 見どころトーク [学芸員による展覧会の見どころ紹介] 2009年10月10日(土) 11時30分〜/15時30分〜の2回 U フレンドリートーク [子どもから大人まで楽しめるやさしい展示解説] 2009年10月11日(日) 11:30〜/15時30分〜の2回 |
主催:サントリー美術館、朝日新聞社 |
※写真撮影は全て、主催者の許可を得て行っております。 |
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